正解するカド 感想

何よりもとにかくカドがよかった

 

正解するカドここが素敵ポイント

1.圧倒的なカドのビジュアル

2.ハイブリッドアニメ

3.脳神経細胞の本能

4.言葉の面白さ

5.シン・ゴジラ的リアルな政治家の対応

 

あらすじ

真道幸路朗(しんどう・こうじろう)は、外務省に勤務する凄腕の交渉官。

羽田空港で真道が乗った旅客機が離陸準備に入った時、

空から謎の巨大立方体が現れる。

“それ”は急速に巨大化し、252人の乗った旅客機を飲み込んでしまう。

巨大立方体の名は「カド」。

カドより姿を現した、謎の存在・ヤハクィザシュニナは

人類との接触を試みようとする。

カドに取り込まれた真道は、ヤハクィザシュニナと人類の間の仲介役を引き受けることになる。

公式ホームページより引用

 

1.圧倒的なカドのビジュアル

壮大で荘厳なカド

壮大で荘厳なカド

一辺が2kmという巨大な立方体カド

その幾何学的なビジュアルがとっても素敵。

大きいけど、細かくて、いつも常にどこかしこが動いている。

飛行機と接触した時の火花?みたいなのや、

地上の物質と接触した時のフレゴニクスの爆発などなど、

見たことのない表現方法で、さすが3D!という素晴らしさです。

とにかくカド、いろいろな変化を見せてくれたり、

その巨大さを実感!できそうなほど、圧巻な演出をしてくれます。

異世界の存在をカドによって具象しています。

ハイブリッドアニメ

徭 沙羅花 

徭 沙羅花 つかい さらか

2Dアニメーションとは、所謂セルアニメーションのことです。

「セル」とよばれる透明シートに絵を描き、それを何枚も重ねて映像を作ります。

3DCGアニメは、始めから3Dオブジェクトをモデリング・レンダリングし、

動きをプログラムで後からつけて動画としたアニメーションの事です。

セルルックとは、セル画のような表現をする3DCGの手法です。

それぞれ表現方法に、長所と短所があって、まだ多少の違和感があったりする時もあります。

正解するカドでは、セルルックCG+手描き=ハイブリッドアニメとして、

両者を融合させてます。

見る人が見れば、これは、手書き、こっちはCGってすぐわかるみたいです。

私は、あんまり気にならなかったですね。

ただ、顔芸だけは、CGはまだまだだな~。

でも、上手に使えばコストもかからなくなりそうだし、

これからのアニメで、このような手法は増えていくのでしょうね。

 

脳神経細胞の本能

いいこと書いてあります。

いいこと書いてあります。

成之さんの「脳に悪い7つの習慣」(幻冬舎新書)という本で、

私はすごくいい本だと思って、バイブルの本の中の1冊ですが、

脳神経細胞の本能は3つで、

「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」なのだそうです。

この本の内容自体は、脳の仕組みをよく知って、勉強しましょう、というものなので、

子供たちにも無理やり読ませました

それはとにかく、今回、ヤハクィザシュニナが人間の形状を真似て、人間の知識を学び、

真道と心を通い合わせていく過程を見て、

「ああ確かに、人類は、こういう反応をしてしまうのかもな。」と思いました。

例えば、ヤハクィザシュニナが、異類異形の怪獣だったら、

人類は彼と交渉なんて考えなかったでしょう。

彼もまた人に似せたために、思考体系に微細な乱れが生まれたのでしょうか。

さてさて、優しいお顔をした彼は、本当に人類の味方なのか、

それとも態度を豹変させて、恐ろしい真の目的をさらけ出すのか、

ドキドキでしょう?

 

言葉の面白さ

読めないタイトル

読めないタイトル

ヤハクィザシュニナという、とっても呼びにくい名前もそうですが、

「ノヴォ」「ワム」「ロトワ」「ナノカ」「ナノミスハイン」などなどカドの中で使われる言葉も

面白かったです。

異方とかね。

その物語の中だけの新しい言葉って、新鮮だし、うれしくなります。

なんだか、使いたくなっちゃったりもしますよね。

「エル・プサイ・コングルゥ」とかね。

通じないんだけどさ。

言葉は、その物語を表す、とても大事なキーワードです。

物語は終わっても、心の中に、物語の世界とともに、言葉は残ります。

シン・ゴジラ的リアルな政治家の対応

大変頼もしい首相

大変頼もしい首相

巨大にして、圧倒的な異方の存在に対する政府の対応が、

映画「シンゴジラ」で、ゴジラが現れた時の右往左往する感じに似ていましたね。

 

電力を無尽蔵に発生させる異方の物体「ワム」。

ヤハクィザシュニナは、日本政府に与えたのに、

国連安保理は制裁をチラつかせ、日本に即時提出を要求します。。

あっという間に岐路に立たされる日本、立場弱いですね。

この物語の首相・犬束構造は、結構頑張りますよ。

報道官、IT企業なども出てきて、それぞれの思惑が錯綜します。

 

まとめ

が不思議なところから出てきたり、

新しい概念を見せてくれる感じがとても良かったです。

最後の方、ちょっと駆け足なところもありましたが、

人類の正解とは、何なのか?進化を加速させるのは正解なのか?

人類全体の未来として、枝分かれして異方へ行く選択もよかったのでは?とか

色々考えちゃいましたね。

あ~それにしても、地球に何個かワムは欲しかったな~。

 

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