730バナナ
バナナの話
1.美味しいバナナの見分け方
2.バナナの食べごろ
3.長持ちする保存方法
いつからか、ともし‐とゆっきゅんは毎朝食後にバナナを食べるようになりました。
ゆっきゅんは、丁寧に、バナナの様子も報告してくれます。
「見て、今日のバナナは黒いことろが多すぎて、食べるところが少ない。」

黒ずんでいる
「変な芯が出てきた。どうしよう。」

変な芯
「このバナナ、1個もキズがねえ!すげえ!」
先日は、おばあちゃんが
「私、何十年ぶりにバナナを食べたよ。
私が小さいころ、何を思ったのか、母親が私と弟と2人だけ連れて、サーカスを見に連れて行ってくれたことがあったんだよ。
その時、1人1本バナナを買ってくれて、こんな美味しい果物があるんだって食べたことを思い出したよ。」
昭和何年ごろの想い出なんでしょうか?
母は、8人兄弟だったので、多分他の兄弟には秘密のとっておきの出来事だったのでしょうね。
そんなある日、ゆっきゅんが
「バナナがない!」と叫びました。
「今日はテストなのに、パンだけだと途中でお腹がすいて、テストが出来ない!
テストの点数が悪かったら、バナナがなかったせいだって、後でお母さんに言うよ!」
知らなかったよ、テストにそんなバナナが大切だったなんて。

バナナは大事
それはともかく、ともし‐とゆっきゅんが毎朝1本ずつ食べたとして、
1年で、730バナナだ!
すごくない?

バナナだらけ
バナナを美味しく食べよう!
そんなバナナマイスターの私がバナナを最高の状態で食していただけるよう、研究した、美味しいバナナの見分け方と保存方法です。
1.買う時の良いバナナの見分け方
●全体的に淡い黄色で、緑の部分が残っていないもの
●軸がしっかりとしているもの
●キズやヘコミがないもの
●手に取ってずっしり・しっかりとしているもの
2.食べごろを見極めよう
バナナは自らエチレンガスを出して、自然に熟成を進めます。
シュガースポットが浮いてきたら、食べるのに一番美味しい時期のサインです。
買ってきたら、常温で、房の状態のままバナナハンガーにつるして、ガスがたまりにくい状態で置きます。

バナナハンガー
ハンガーがないなら、山のようにカーブしている側を上にして保存します。
3.房からバラして1本ずつポリ袋に入れて、冷蔵庫で保存
食べ頃になったら、バナナ自身が出すエチレンガスをこれ以上吸収しないように、1本ずつラップかポリ袋に入れます。
この時、バナナの柄の部分をラップでしっかりと巻いてからポリ袋に入れると、さらに日持ちするそうです。
この後は冷蔵庫で保存します。

冷蔵庫へ
低温障害を起こして皮の色は黒くなりますが、皮を剥けば中は白いままなので、おいしく食べられますよ。
バナナは買い置きが冷蔵庫にしまってあったので、それを食べてゆっきゅんは学校へ行きました。
バナナ食べたんだから、テストは大丈夫だよね?