東京染井温泉Sakuraでお花見
染井温泉サクラに行ってきました。
ちょうど桜が満開で、お花見も出来ました。
1.ソメイヨシノ発祥の地のこじんまりした日帰り温泉
2.琥珀に変わる透明な源泉とシルキーな超微細気泡風呂
3.お食事処SAKURAは高級な感じ
4.リラクゼーションルームは庶民的
5.行きも帰りも染井霊園を通るのよ。
ソメイヨシノ発祥の地のこじんまりした日帰り温泉
春休み、桜の花が満開の中、ニナりんと二人で、東京染井温泉Sakuraへ行ってきました。
染井温泉Sakuraは、ソメイヨシノ発祥の地と言われている、豊島区駒込にある日帰り温泉です。
ソメイヨシノは、江戸時代末期に、接ぎ木によって人工的に作られた園芸品種と言われていますが、その発祥の地が現在の豊島区駒込一帯で、今も花見の名所となっています。
温泉専用のシャトルバスがJR巣鴨駅から出ていますが、今回はのんびり都電荒川線で行きました。
新庚申塚で降りて徒歩20分くらいなのですが、スマホのルートの通りに辿っていくと、なぜか両側がお墓になってます。
「どうして墓地に入り込んでしまったのだろう?」
「迷子になったのか?」
と二人で迷っていましたが、どうやらここはあの有名な染井霊園らしいです。
お墓とお墓の間を通り抜けて、なんとか温泉に到着しました。

SAKURAが満開
入浴料
大人 1,296円
小人(3歳以上小学生まで) 756円
回数券 11枚綴り 12,960円
岩盤浴(完全予約制で別料金)
平日 25分毎・・・・・会員 864円 / 一般 1,080円
休日 25分毎・・・・・会員 1,080円 / 一般 1,296円
岩盤浴回数券 (12枚綴り)・・・・・会員 8,640円 / 一般 10,800円
※ 土日祝日は216円加算
レンタル品
フェイスタオル 108円
バスタオル 216円
館内着 324円
バスタイムカバー 324円
桜の木が印象的な、落ち着いた感じのエントランスです。
施設は思ったよりもこじんまりしています。
入り口では、リストバンドを渡されます。
このキーには番号が書いてありますが、何にも関係ないので、覚えなくてよいです。
ロッカーの場所は自分で選んで決めるので、使うと決めたロッカーの番号と場所を、しっかりと覚えてください。
このキーの操作方法が、最初、ちょっと分かりにくいです。
緑色の空いているロッカーを探し、キーをスライドして差し込み、左へ回します。
抜くときも、スライドして引き抜きます。
すると、赤色になり、使用中のロッカーになります。

カギの番号は意味ないようだ
「何故、1番のロッカーに、1番のキーではないのか?」
「もしかして、どのロッカーを使ってもいいなら、ひとつのキーで、全てのロッカーが空いてしまうのではないか?」
と、心配になって、ニナりんのキー使って私のロッカーを開けてみるという実験をしてみました。
やっぱりちゃんと、他人のキーでは、開きませんでした。
良かった。
琥珀に変わる透明な源泉とシルキーな超微細気泡風呂
お風呂は、内風呂と露天風呂がそれぞれ3つほどです。
東京ではめずらしい無色透明な源泉は、浴槽に注がれると、お湯が空気に触れ、琥珀色に変わるのだそうです。
地下1800mから湧出した温泉は、天然のミネラルがたっぷり含まれていて、保温効果・保湿効果に優れ、お肌がつるつる・すべすべになります。
施設全体がそれほど広くないので、混むとすぐに満杯になりそうです。
私たちが訪れたときは、とても空いていて、ゆっくり過ごせました。
山桜桃の湯、桜王の湯、夜桜の湯など、お風呂には、桜にちなんだ名前が付いています。
私が一番気に入ったのは、若桜の湯というシルキーなお風呂。
露天にあって、4人ほど先客がいたら、「もう満員か?」というくらい、ちっちゃいお風呂です。
お湯の中に何やら機器が設置してあって、この機械から超微細気泡が発生していて、お湯が白く濁っています。
この超微細気泡が毛穴の中まで浸透し、皮膚の汚れを吸着し、老廃物を取り除いてくれるので、お肌はすべすべに。
さらに、美肌効果もある十分な酸素を含んだお湯で、潤いのあるお肌に生まれ変わるのです。
また、ミクロの泡から発する超音波により、体が芯から温まりますよ。

心までシルキーになる
お食事処SAKURAは高級な感じ
私たちは館内着を借りなかったので、普段の服装に着替えて、お食事処レストランSAKURAに移動しました。
こちらのお食事処は、ちょっと料亭風な感じで、お値段もやや高級でしたよ。
平日のランチは1080円~2000円位、単品のお料理もありますが、それほど種類は多くありません。
宴会料理のコースの方が充実していたようです。
私たちはミニのかき揚げ丼と、ミニのカレー丼を頼みました。
かき揚げ丼は、小さい器でしたが、油が軽くて、サクサクでした。
あと、ちょうどスプリングフェスタを開催中だったので、ストロベリースムージーも食べました。
温泉で体がホカホカだったので、冷たいスムージーは甘酸っぱくてさっぱりして、美味しかった~。

ミニかき揚げ丼・ミニカレー丼とストロベリースムージー
リラクゼーションルームは庶民的
お腹が満たされたので、お次は館内を探索です。
館内の内装は歴史を感じさせる大正レトロ風。
お土産処では、地方の名産品や、草津温泉まんじゅうも売っていました。
リラクゼーションルームも覗きに行きましたよ。
リクラゼーションルームにたどり着くには、まず、一つ目の扉をあけ、男性ゾーンに入り、横になって休んでいる方々を横切って、奥の女性専用ゾーンの扉を開けて、入っていかなくてはいけません。
やや気まずい気持ちを押して、女性ゾーンへ入ります。

気まずくて、そっと侵入
ソファベッドの数は、あまり多くなくて、10数台くらい?
混んでいたら、足りないかもしれませんね。
それぞれに1つずつ、小さいTVが備え付けてありました。
ニナりんと、寝っ転がってみました。
ここのひざ掛けも有料で別途貸してくれます。
女性専用ゾーンの漫画は、こちらもややレトロな、ドラゴンボール、ハンターハンター、桜蘭高校ホスト部、などなどが取り揃えてありましたよ。
行きも帰りも染井霊園を通るのよ。
温泉を十分堪能した私たちは、
「帰り道はお墓を通らないように違う道を通ろう!」と、今度は都電の西ヶ原四丁目駅に向かって歩きました。
なのに、なぜか墓地の中を通ってしまう・・・
実は、ここ染井霊園は、多くの著名人が眠っているのですよ。
高村家の墓所(彫刻家の光雲、長男であり詩人の光太郎、妻智恵子)を始めとして、日本美術界に貢献した思想家の岡倉天心、“浮雲”で名高い二葉亭四迷など50名以上の著名人の墓所があります。
霊園の案内図の立て看板もありますし、文学散歩を同時に楽しめる花見スポットなのです。
桜の森の満開の下はお墓が並んでいて、それはそれは美しかったです。

桜の満開の下